エドウイン60周年 CM エドウイン60周年 CM

60年間のマスターピースたち。
エドウインをなめんなよ。

vol.1 デニム編

1961年にEDWINというブランドが誕生してから60年。
現在までに作られた多くのアイテムは日本、
いや世界のファッションの流行と共に新たなモノを産み出してきた。
主婦の友社より発売中の記念書籍「EDWIN 60TH ANNIVERSARY DENIM IS EDWIN」
のアーカイブ紹介のページから個性的なアイテムたちを、
書籍でも構成・文を担当して頂いたスタイリスト原田 学さんのコメントとともに、
その一部を紹介します。

構成・文:原田 学 撮影:鯨岡 誠

359BF

359BF

独自に開発された16ozセルビッジデニムの輸入生地を使用し日本で縫製した。
EDWINの始まりと言える1963年に誕生したモデル。
同時期のアメリカ3大デニムブランドにひけをとらないジーンズに仕上がっている。

CARGO JEANS

CARGO JEANS

「359BF」シリーズのひとつがカーゴスタイル。
コレはU.S.ARMY のM-43フィールドパンツからの発想だろう。
'90sの初期R〇Lがカーゴジーンズを作る20年以上前に
EDWINが出しているなんて。
センスいいやん。

DISCOLORATION

DISCOLORATION

どんなジーンズを作ってきたか。これまでのこだわりは穿き込まれたジーンズが教えてくれる。
どんなにジーンズが進化しても良いデニムが良い表情となった様を見ればハッと気が付く。
それに勝るモノは生まれない。

BAKER

BAKER

'70s初期のEDWINのヒットジーンズのひとつ。
ベイカーパンツのスタイルをデニムで仕上げている。
ツートーンは'70sのLee のリバーシブルジーンズを彷彿させる。
このデザインでデニムの質が良いのもポイント高い。

HERRINGBONE × DENIM

HERRINGBONE
×
DENIM

こんなツートーンも'70s初期に作ってた!
子供のパンツの膝が破れ、市販のパッチをアイロンで貼ったり縫ったりした昭和。
そんな子供ですら貧乏くさく恥ずかしいと思った膝当てをファッションと捉えていた!
やるな。

VARIOUS FACES

VARIOUS FACES

'70s初期の楽しい顔をするジーンズ。
オリジナリティーをお尻やフロントに施す事は必然的にジーンズ全体を見せる事になる。
ファッションの主役がジーンズだった時のデザインが今後も色々な影響を与え続けてくれる。

DENIM JACKET

DENIM JACKET

左が'70s初期、右が'80s後期。たった15年でこんなに違うモノが生まれる。
基本的な部分は同じでもスタイルにサイジングも大きく変わり、
ケミカルウォッシュの加工まで加わった。
デニムアイテムは進化し続ける。

CHEMICAL WASH

CHEMICAL WASH

'80sのケミカルウォッシュに多彩な表情あり。
'80s のオシャレから'90s以降はダサいになり、
近年はまたオシャレに戻ったケミカルウォッシュのポジション。
ヒッピーのブリーチ同様に永遠にオシャレで良い事にしよう。

BLACK JEANS

BLACK JEANS

これだけは教えたくなかった。
MADE IN U.S.A.シリーズのブラック。
毛羽立ちの強い独特な先染めブラックデニム地。
この色と生地感は他のメーカーには無い。
ぶつぶつと白く抜ける色落ちも本当に良い。
傑作の黒。

BACK PATCH

BACK PATCH

ウエストバンドの背側に付くパッチ。レザーに紙など素材は色々。
デザインも実はコレら以上に存在する。パッチの存在を無視出来ない。
シャツやTシャツを出して着ている場合じゃない。
これはタックインするしかない。

EDWIN60周年