EDWINコンセプトショップの定番ジーンズ「EDS」に待望の生機(キバタ)デニムが登場。
そもそも生機(キバタ)とは? 通常のセルビッジデニムとの違いは? その魅力を解説。
通常のデニムは織り上げた後、均一な品質を保つために防縮加工(サンフォライズド)やねじれ防止(スキュー)、毛焼きといった仕上げの整理加工を施す。「生機(キバタ)デニム」とは、この整理加工を行わない織り上がったそのままの状態の生地。
整理加工を施した生地の方が、製品としては穿きやすく、扱いやすいものになるが、敢えて整理加工を行わない「生機(キバタ)デニム」は、生地に凹凸やゆがみが生じ、穿き込むことでヴィンテージデニムならではの色落ちが楽しめる。
防縮加工:強制的に生地を縮ませ、製品を洗って乾燥しても縮みにくくする加工。
ねじれ防止加工:縫製後、着用や洗濯による縫い合わせた部分のねじれを防ぐ加工。
毛焼き加工:生地の表面をバーナーなどで焼き、毛羽などを取り除き、表面を綺麗にする加工。
整理加工は量産や品質担保が重要視される現代において欠かせない工程だが、生機にはデニムの特性を感じ自分だけの色落ちに育てていく楽しみがある。
通常のデニムよりも生地の縮み幅が大きい分、織りの組織が締まり、凹凸が出ることでヴィンテージっぽい荒々しい色落ちになっていく。
また、生地のねじれが生じる事で、整理加工が行われていなかった時代のヴィンテージジーンズのように脇(セルビッジのアタリ)が内側に入ってくる。
この色落ちやねじれ具合は、着用や洗濯の内容・頻度によって様々。通常のデニムに比べ、より自分らしい経年変化になっていく。
コンセプトショップ「EDS」では、整理加工を施した定番生地と今回紹介した生機(キバタ)の2種類の生地をラインナップ。
生機(キバタ)は粗野で荒々しいヴィンテージデニムのような経年変化を見せていく一方、定番デニムは、シャープで整った表情を見せていく。
昔ながらの風合いを楽しめる「生機(キバタ)」、現代の技術によるヴィンテージ「定番EDS」、素材によって異なる経年変化を楽しんでみてはどうだろうか。
Lot : EDS03-389
Size : 28,29,30,31,32,33,34,36 inch
Price : 22,000円(税込)
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